どもこんばんは、ぼくです。
久しぶりに個別株再開、FIRE目指して頑張るぼくの購入株をボチボチ紹介していきます。
ちなみに投資方針としてはガチホ銘柄とゆったり回転させる銘柄に分けて、勝つことよりも負けないことを念頭に置いた投資を心掛けています。たぶん笑
横田製作所 【6248】ってどんな企業??
広島に本社を構える企業。半導体から農業、工業まで幅広い業種の【水】に纏わる悩みを解決する企業です。
企業HP : 水自由自在! ヨコタのポンプ・バルブ
当社は、業務用のポンプ・バルブの分野で独自の技術・ノウハウによるオリジナル製品を鋳造から加工・組立まで一貫生産し、販売する独立メーカーです。
水を中心とした液体に関する様々な問題を解決する「水のソリューション企業」として、ポンプ・バルブ市場の中でも、特に高度なポンプの自吸、耐食・耐摩耗性能、混入気体の分離、水撃防止など、高度な技術が求められるニッチ分野に特化し、販売先は全産業分野にわたって広く網羅しています。
また、2013年6月に株式上場を行い、収益力を重視し、独創性・差別化を追求し、健全で安定的な成長を目指しています。
はい、なんのこっちゃ??ですね。まあ普通に一般家庭で生活しているとピンときませんが、逆に企業だと製造業などは密接に関わることになります。
規模としては非常に小さい企業ですが、この企業の強みは
- 高度でしかも安価な技術(特許)を持ち
- 顧客ごとにオーダーメイドすることもあるという柔軟性
- 企画、製造、組立、設置、保守まですべて自社で行う
といったところに集約されます。
無水撃バルブや脱泡、脱気ポンプなどを独自の特許製法で製造しており、電子制御が当たり前の時代に流水の力をうまくコントロールすることでバルブを動かすなど目からウロコのアナログ手法だったりします。
これは維持管理コストがダンチなんですよね、電子機器は一定期間で壊れるのが前提ですし壊れた時の修理費も高額になります。分かりやすい例えとしては最近のクルマですね、電子機器増えると整備士じゃなくてメーカー送りになるんで修理が高くつくような感じです。
一貫製造についても原材料である対腐食、対海水、対磨耗ステンレス自体を自社で開発し鋳造までしてしまうというスーパーニッチ企業なのです。ヤバくない??
6248 横田製作所をざっくり分析
※2024年11月時点の数字になります。
時価総額は24.7億と株式市場からするとめちゃ小型株です、いわゆる不人気株でもあり1日の出来高は平時だと数百株程度しかないのでなかなか指値が刺さりません。
また板がスカスカなので数百株でも大きく値が飛びます笑
みんかぶで見るとPERは8.89、PBRは0.9とまぁ標準より気持ち割安かなと言ったくらい。
ROAは8.3と超小型株群の中ではかなりの効率経営、ROICは10と申し分無しなんですね。
また特筆すべきはBPSがキレイな右肩上がりなんですよね、EPSもゆっくりと上がっていってます。
配当金も右肩上がり、コロナ禍もなんのその。
今期の配当金は50円、配当利回りは3.84%、配当性向は34.23%とまだまだ増配余力を残しており期待が膨らみますねえ。
ニッチな上に保守点検を含むので機械系でも比較的ディフェンシブな銘柄です、自己資本比率は驚異の87.9%!! それに加えて有利子負債ゼロという安定経営なんでちょっとやそっとで減配ということは考えにくいですね。
別段何もアピールしていないのですがDOEも安定して上がってきています、物言わぬ優等生ですね。
清原達郎さんが著書【わが投資術】の中で提唱している【キャッシュニュートラルPER】という指標があるんですが、これを分かりやすく噛み砕いて説明してくれている人がX(Twitter)にいます。ヘムさんという方です。
そしてこれが説明ツイート
ヘムの主力「前澤工業」が先日上方修正を発表してくれました。今回の上方修正は売上高+2.3%、営業利益+30.6%とかなり不自然な上方修正。その理由は主に以下2点。
— ヘム/ 配当&優待&DOE 雪だるま☃️投資 (@pygmy_hem) 2024年5月27日
①退職給付甲斐家による費用減(株高で年金基金の運用が大幅にプラスになった)、IRによるとこれは販管費にのるとの事… https://t.co/ZB4I6qWrPF pic.twitter.com/gXkY0HDIkh
ヘムさんは【仮にこの企業を買収するとしたら…どれくらいの価値があるのか??】というシチュエーションで分かりやすく説明してくれています。
これに当てはめると横田製作所のキャッシュニュートラルPERは2.04くらいになるわけです、時価総額24.7億円の会社にざっくり20億の現金同等物があるわけですからそりゃ盤石経営ですわなってところ。
それに加えてストック型のビジネスモデルで年々成長していることを考慮すると…ぼくとしては【買い】という結論です。
6248 横田製作所に対する考察
諸々を精査した結果…ガチホ銘柄と認定します。
ちなみに私はこれを特定で買いました、ホントはNISAで買おうと思ったんですが単なる操作ミスです泣 二の矢はNISAで指値して待ちぼうけ状態ですね。
楽天証券だとメジャーでない銘柄は単元未満で買えないのがネックですが、この銘柄は創業家、従業員他、金融機関でおおよそ過半数を取得しているので需給で株価が乱高下するほど流通しないというのが私の見解です。実際のところ週30,000株も動けば大商いですし。
売っているものが特殊なので保守管理まで含めるとある種のストックビジネスとなり得るのが最大の強みでしょうね。時代の流れとともに安全性を求められるように移行する中で薬品を使わずに脱泡脱気するポンプなどはますます需要が高まるんじゃないかと思いますね。
マイナス点としては単一セクターで大きく伸びる企業ではなさそう。というのもただ人と設備を増やせばいいという普通の機械、製造業と異なり人を育てるのに時間が掛かるのではないかなと。でもこれは自分の得意分野でしか勝負しないということで、下手に商売を拡げるより勝率がグッと上がります。
そして上場は10年ほどですが社歴は70年を越えておりそのあたりのノウハウも蓄積されているでしょうから私は大して気にしていません。広島の企業だし特色を打ち出した株主優待でも新設してくれたら言うことなしなんですがね。カープ関連のなにかしらをもらえるとか笑
あっ、そうそう間違えて特定口座で買ったので貸株でお嫁に出していますが楽天証券だとこの銘柄は貸株金利1%なんで単元あたり1,300円近い貸株料が入ってきます(2024/11/8時点) ガチホ勢は利回り4.8%を越えてくる計算になりますね。
と煽ってここで楽天証券のアフィリエイトリンク貼りたいとこなんですが審査落ちたから貼れないわ(´・ω・`)クソッタレガ!!