どもこんちは、ぼくです。
うちの子たちは5歳と3歳、おさるのジョージが好き過ぎるのですがちょっと好きの範疇を越えているなと心配になります。
今朝も早起きして同じ回を3度観ていました、4度目はこども園に遅刻するのでさすがに止めましたが…
おさるのジョージとは??
これが原作だということです、厳密には原作を後世の人たちがリメイクしたものとでも言っておきましょうか。それにしてもずいぶんと昔の作品なんですね。
まぁおさるのジョージが繰り広げるドタバタコメディとでも言いますか、ぼくも面白いな~と観てます(笑)
ネットで見かけた気になる話
こんなのや
こんなブログ記事もあります。
ちなみにうちのこどもは発達障害の疑いがあり、いろいろと検索してるとだいたい5ちゃんねるの育児板の発達障害スレに行き当たります(笑)
そして発達障害スレのお約束とも言えるのが【発達障害持ちの子はおさるのジョージが大好き】という保護者たちの書き込みなのです。
【 黄色い帽子のおじさん 】の存在
主人公のジョージをあたたかく見守る黄色い帽子のおじさん、名をテッド・シャックルフォードといいますがいわば飼い主というか保護者的な存在なんですね。
なんでも興味を持つジョージは毎度毎度失敗を繰り返しますが黄色い帽子のおじさんは決してジョージを怒ったりしません。
ジョージの言い分??を受け入れた上で『でもな、ジョージ…』とアドバイスを与え、ミスは笑い飛ばしてしまう懐深すぎな人物なのです。
テッド以外の登場人物もとても寛大で平和な世界です、みんながこうだと世界は平和なんじゃないかと思うくらいに優しい世界です。
なんで全身黄色なの??
黄色い帽子のおじさんは全身黄色です、夜寝るシーンではパジャマも黄色です。
これが謎です、京都大学さんの調査では自閉症児(ASD)は一般的に黄色が好きではないという研究結果が報告されています。
自閉症児は黄色が苦手、そのかわり緑色を好む -発達障害による特異な色彩感覚- | 京都大学
ふーん…黄色が苦手なら全身黄色のおじさんが登場するおさるのジョージを好んで観る理由がよく分かりませんが、良くも悪くも枠にはまらないのが特性児ですから考えるだけムダなのかもしれませんね。
おさるのジョージに大喜びの我が家…
ゆる~い世界観でドキドキもハラハラもせずに視聴できるおさるのジョージ、興味の赴くままにトライ&エラーを繰り返しても広い心で受け止めてくれる黄色い帽子のおじさん。
実はこれ、一説には発達障害児に対する対応のお手本とも言われています。
『よーしパパ黄色い帽子のおじさんになっちゃうぞー』と言いたいところですがそう簡単にはいかないのが人生です。
創作と現実は明確に違うわけで…どうしても怒ったりイライラしたりしてしまうわけで…(´・ω・`)
なぜかと言うと…ぼく(父親)も奥さん(母親)もゴリゴリのグレーなんですね。
これは中々厳しめのハンデです(泣)
奥さんの発達記事はこちら
時代背景や住環境もあり診断を受けることもなかったんですがぼくはまぁまぁのASD、奥さんはゴリッゴリのADHD気質です。なので上記の話を知ったときに『あぁそれでなのか…』と妙に納得したことを覚えています。
まぁ凹んでいても何も好転しないんでね、そこらへんは長年かけて培った鈍感力&スーパーポジティブシンキングで乗り越えなくてはいけません。
ハンデっていうのは悪い意味に捉えられがちですが、競馬では強い馬により多くのハンデが課されるわけです。つまり見方を変えればぼくは普通の人より優れているところがあるのかもしれません(超ポジティブ笑)
しかしそう思って改めて観ると、ジョージが目的を達成するためにいろいろと工夫を凝らして試行錯誤するシーンがよく出てくるんですが上の子にそっくりで不謹慎ながらクスッと笑ってしまいました(笑)なんならうちの子がジョージに寄せていっている可能性があります。
上の子には変わったこだわりや過集中があり、70ピースくらいのパズルなら2歳ちょいからスイスイやってました。まぁ反復すればパズルは極めることができるわけですがさすがにこれは…
そう、裏返しなんですわ。これが2歳半くらいの作品。
裏返しなのに大人が表向きでパズルするより速いっていう…これ完成させるのに答え見ながらやってんのかってくらい手が止まらないんです。たまげた(;・ω・)
これが記憶力によるものなのか、はたまたただの反復の産物なのかぼくには分かりません。
ただ、この子の長所のように思えるので伸ばせるものならなんとか伸ばしてあげたいものです。
ちなみにこれ、レベルアップするとソラ(外枠無し)でグレーの四角い板を作ります。ワラエナイ(;・ω・)
おさるのジョージから家族みんなで学ぶ
こどもたちはどんどん失敗を積み重ねて経験と成功を、親であるぼくたちは黄色い帽子のおじさんのようにやらかしを咎めない広い心とこどもの可能性の芽を摘まない対応を学ぶべくおさるのジョージを視聴することに。
まあ学習教材として普通に優れたアニメだと思います。なんでも興味を持ってとりあえずやってみる。失敗したら手を変え品を変え再チャレンジするジョージ。
そしてそれを後押しする黄色い帽子のおじさん。
最近の若い人は失敗を極端に恐れる傾向が強いそうですが、人間は失敗を糧に 赤ちゃんはおっぱいを糧に成長するものです。
トライ&エラーを積み重ねることでしか得られない経験は成功だけでは決して得ることのできない貴重な経験だと思います、そして我が家は今日も失敗を積み重ね中です(笑)
ちなみに今回観たのはこちら
思えばぼくの幼少期はビビりであんまりトライしなかったような…心配でもあり羨ましくもある(´・ω・`)
Amazonプライムなら在庫切れの心配ナッシング。それはなぜか??
答えはデジタルコンテンツだからです(当たり前)
2023.9.4追記
こんなことありました、これまた考えさせられる出来事( - ω - )